情況 “変革のための総合誌”
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第5期(2018年-) 第4期(2012-2018年) 第3期(2000-2011年) 第2期(1990-2000年) 第1期(1968-1976年)

2018年 | 冬号

2017年 | 秋号 | 夏号 | 春号

2016年 | 12月 | 8・9月 | 6・7月 | 4・5月 | 2・3月 | 1月(2015年12月合併号)

2015年 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 3・4月 | 1・2月

2014年 | 11・12月 | 9・10月 | 7・8月 | 5・6月 | 3・4月 | 1・2月

2013年 | 11・12月 | 9・10月 | 7・8月 | 6月別冊 | 5・6月 | 3・4月 | 1・2月

2012年 | 12月別冊 | 11・12月 | 9・10月 | 7・8月 | 5・6月 | 3・4月 | 1・2月

2018年

「情況」2018年冬号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<特集>激動の東アジア 朝鮮核ミサイル戦争前夜
矢吹晋 「一帯一路の物語 アベノミックスの失敗」
五味久壽 「中国巨大資本主義の現在と「一帯一路」」
李柄輝 「朝鮮半島核危機の内在的理解と展望」
矢沢国光 「世界資本主義の終焉――「脱・資本主義」と「脱・主権国家」に向けて」

<沖縄――天皇「御言葉」をめぐる往復書簡>
菅孝行 「明仁「8・8メッセージ」から天皇制解体を考える」
川満信一 「天皇生前退位の思想的波紋」
仲里効 「〈象徴〉と〈主権的暴力〉を越えるもの」

喜納昌吉[解題]石岡裕 「地球こそが人類の聖地である」

<読後感>
久住純 「遥かなる70年代」
小林蓮実 「沖縄のナワを解く」
服部一郎 「江藤さん遺稿集」
「大谷浩幸の窓際読書録 ロシア革命100年を考える本」
「中国観照 第17回」

<対談>
白井聡×大岡淳 「守るべき「日本」とは何か? ポスト「戦後」体制下の歴史認識と教育改革」

佐藤義夫 「全共闘世代よ、いまこそ蜂起せよ! 地域包括ケアシステムと地域ケア評議会運動」

<寄稿>
榎原均 「負債経済とは何か――共同研究に向けての課題提案」

2017年

「情況」2017年秋号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<特集>ロシア革命100年
新田滋 「カウツキー超帝国主義論再考 レーニンによる批判は妥当であったか」
長崎浩 「ロシア革命100年の政治変動を読みとく 再三勢力の徘徊」
西島栄 「ロシアマルクス主義とヘゲモニーの系譜学――ある神話への反駁」
杜世金 「ハンガリー動乱と中国共産党」

<書評>
塚本恭章 「伊藤誠著『資本主義の限界とオルタナティブ』 経済学の原理から資本主義の〈現在〉を読み解く」

<特集>10・8羽田闘争から50年
「ベトナム・ホーチミン訪問記」
「ベトナム展示会・山本義隆挨拶」
「現地報道」
「INTERVIEW 佐々木幹郎・辻惠・黒瀬準・山﨑(※)建夫・水戸喜世子・道浦母都子・山本義隆」
高橋孝吉 「三派全学連から見た68年革命」
大谷美芳 「10・8羽田闘争とロシア革命100年を考える 」
「さらぎ徳二インタビュー 未完の総括」
久住純 「三派全学連と暴力 暴力の現場から」

<特集>反日武装戦線とは何だったのか
蜷川泰司 「大道寺将司の思想的展開――17音の墓標」
灘かずもと 「検証――東アジア反日武装戦線は勝利したのか」
足立正生 「いま明かす舞台裏 なぜ日本赤軍は反日武装戦線メンバーを奪還したのか」
太田昌国 「INTERVIEW 従弟・大道寺将司との半世紀」

矢吹晋 「中国観照 第16回 北朝鮮問題の根本解決は「非核・統一朝鮮」にある」

小林蓮実 「『台湾萬歳』などのドキュメンタリー映画を通じて 日本統治下の台湾、原住民の生活に触れる」
<読後感>
東山はるか 「三里塚闘争と女たち」
「辺野古ゲート前 不当逮捕と緊急搬送」

「情況」2017年夏号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<特集>唯物史観からエコロジーへ 彼ら彼女らは、こぞって赤から緑に思想展開をとげた!
岩佐茂[聞き手]中村勝巳 「INTERVIEW マルクス主義とエコロジーをめぐって 環境問題は人間と自然の代謝関係のかく乱である」
山本耕一 「廣松理論とエコロジー 『生態史観と唯物史観』」
井関正久 「ドイツにおける赤から緑への困難な道」
水沢努 「ある新左翼党派の数奇な運命――旧戦旗・共産同の軌跡」
「鹿砦社と松岡利康の場合――共産主義から反原発雑誌へ」
米本昌平 「地球温暖化問題は政治外交問題である」
星野智 「水資源をめぐる戦争は起こるのか」
若森資朗 「INTERVIEW これが社会的連帯経済だ! 生協とNPOをつなぐ」
田中正治 「いまこそ新しい農業革命を 種子は人類の共有財産だ」
吉川駿 「安倍NO農政のもとでプリンス小泉新次郎がやろうとしていること」
「エコロジー・農業お薦めの本」
<短信>
加藤登紀子 「全国を飛び回り、今日も田植え」
二木啓孝 「「六十の手習い」ならぬ「六十の田習い」」
K・T 「大道寺将司さんの死」
<読書案内>
大谷浩幸 「環境問題と新しい農業のために」

亀井静香[聞き手]大下敦史 「INTERVIEW わたしの政治は、つねに下から目線でやってきた いまや日韓朝の結束で、強大国に対抗するべきだ」

羽場久美子 「フランス大統領選挙 先進国からの脱出 マクロンは、新しい風を生み出せるか?」

<特集>アメリカン・ラディカリズムとは何か
「特集にあたって」
森田成也 「デヴィッド・ハーヴェイ 恐慌論と変革論について」
桑野弘隆 「占拠闘争は何か? グレーバーおよびハーヴェイの理論を梃子とした革命的闘争についての一考察」

<沖縄イベント報告>〈トランプ登場後の世界〉で考える 東アジアの中の沖縄/日本
新垣毅 「沖縄の自己決定権の行方」
康宗憲 「激動する朝鮮半島情勢と東アジアの平和」
寺泉光 「米軍基地「本土」引き取り運動 町に基地が移ってくるとしたら、あなたはどうしますか?」

「共謀罪――これは本当に運用できる法律なのか?」

<学生運動>
「平和を求める立正大学生の会 結成に当たっての宣言」

矢吹晋 「中国観照(第15回)ジョバンニ・アリギ著『北京のアダム・スミス――21世紀の諸系譜』を読む」

<漢語文化圏>
松永正義 「陳映真という作家――『戒厳令下の文学――台湾作家・陳映真文集』(せりか書房)への書評」
陳希 「もう一つの東アジア世界――五山文学のあり方を中心に」

<読後感>
服部一郎 「よど号グループの欧州拉致疑惑に、事実をもって反論した試みだが 『冤罪・欧州拉致――よど号グループの拉致報道と国賠訴訟』」

「情況」2017年春号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<特集>ゼロベースで見なおす 日米安保と日本人
鳩山由紀夫[聞き手]二木啓孝・大下敦史 「INTERVIEW アメリカ追随・トランプの子分では情けない 日本こそアジアの主役ではないのか?」
木村朗 「日米安保不要論 対北朝鮮先制攻撃論の危険性と中国脅威論の虚構性」
加藤朗 「世界の紛争地を歩く 自衛隊派遣に代わる9条PKOを」
坪内隆彦 「対米従属批判 わが国本来の姿を忘れた日本政治」
星野智 「全国の自民党員必読! そもそも立憲主義とは何か」
管孝行 「退位論議にゆらぐ象徴天皇制」
東山はるか 「南スーダンPKO撤退の真相」

<独立に動きはじめた沖縄>
島袋純 「沖縄の自立・独立への指標 国際立憲主義の実現で沖縄への構造的差別を撤廃」
松島泰勝 「琉球独立の経済的条件 いま、すぐにでも独立は可能 伸びるITと観光業」
大谷浩幸 「沖縄独立運動と関連文献」
「4・22シンポジウムのご案内」

「ヨーロッパの政治動乱――その主役たち」
櫻井隆充 「ハイデルベルクからのレポート ファシズム的排外主義とE・フロムの疎外論」

<特集>友邦としての中国
丸山哲史 「われわれは中国の思想をどう読み解くべきか」
王暉 「中国20世紀の革命遺産にはまだ生命力がある」
羅皓名・趙東旭・陳希 「座談会 思想の次元で考える「中国」」
孫歌 「冷戦初期の「民族」と「民主」」
趙東旭 「橘樸と孫文の「大亜細亜主義」――日中2つの近代化路線の選択」

<読後感>
久住純 「高口英茂著『東大闘争と社会主義』」
尾高大輝 「伊吹浩一著『武器としての現代思想』」
福田慶太 「ゲンロン4」

梶谷懐 「現代中国と「アジア的なもの」への視点――瀬戸宏氏の批判に答える」

<連載>
矢吹晋 「中国観照(第14回)青木昌彦の最期のメッセージ『明治維新と辛亥革命の比較論』を読む」
矢沢国光 「資本主義像の再構築(下)財政=軍事国家としての近代資本主義国家」

2016年

「情況」2016年12月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

深沢一夫 「「土人」発言で露わになった国家ぐるみの沖縄差別と現在進行形の植民地主義」
重信房子 「ヒラリー・クリントンとイスラエルロビー」
矢吹晋 「中国観照(第13回)日本から見た文革の衝撃を再考する」

<特集>トランプ・ショック
高野孟 「「トランプ大統領」という世界にとっての災禍−−頓死する?グローバリズム」
白井聡 「トランプ後の世界と日本」
鎌倉孝夫 「トランプ政権で事態はどうなるか」
矢沢国光 「「トランプの公約」が破壊するアメリカ財政とドル本位制、そして…」
丸川哲史 「トランプ政権の登場と中国の今後−−「一帯一路構想」の潜在性」
佐藤徹哉 「トランプ当選後の中東」
川原信一 「アメリカの混迷」
山田宏明 「米大統領選とトッドの世界分析」
矢吹晋 「デヴィッド・グレーバー著『負債論−−貨幣と暴力の5000年』が説くパックス・アメリカーナの崩壊」
奥村岳志 「トランプ現象をどう見る?~分断を乗り越えて」
椿邦彦 「未来のためのレジスタンス 時代の転換期をいかにしてたたかうべきか」
喜多幡佳秀 「新自由主義からポピュリスト的政策への転換?」
田中正治 「トランプ現象とサンダース現象 LeftとGreensの変容」
旭凡太郎 「トランプのいう「アメリカ第一」「偉大なアメリカの復活」」
榎原均 「トランプ登場の背景を論ず」

<特集>16年テーゼ
名古屋共産主義研究会 「16年テーゼ」
山の手緑 「16年テーゼに向けて」
来島逸 「ある告発」
園良太 「「16年テーゼ」の拡大と限界」
関西黒鼠同盟 「拒否と逃散のために−−ありとあらゆる後退の最中における「16年テーゼ」への応答」
渋谷要 「「16年テーゼ」の思想−−なぜ議会主義・社民主義ではなく、共産主義でなければならないのか」
匿名 「独り言」
森元斎 「共産主義を再考する アナルコ・コミュニズムから」
栗原康 「友だちがいなくなっちゃった−−「16年テーゼ」を読んで」
田原牧 「矢部が心配だ」
矢部史郎 「言葉を失ったのなら、つくりなおせばよい」

<書評>
桑野弘隆 「水で薄めない入門書にして、革命のための理論的武器」

山中幸男 「城崎勉裁判判決(12年懲役)糾弾」

<時評>
松平耕一 「3.11被爆者は語ることができるか」
増井真琴 「りべるたんで会おう!(9)−−右翼テロリスト」

「情況」2016年8・9月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
深沢一夫 「辺野古・高江の工事の遅れに焦り募らす安倍政権」
矢吹晋 「中国観照(第12回)南シナ海仲裁裁定によって沖の島がイワになる」
石岡裕 「喜納昌吉論(1)辺野古の海が泣ぁちょんど!~喜納昌吉“勝利宣言”の意味〜」
城崎勉 「司法の今を考える」

<特集>沖縄シンポ報告
深沢一夫 「「2016年〈4.28〉シンポジウム−−世界史の中の沖縄/辺野古」全記録」

<特集>世界経済−−ドル体制の破局
鎌倉孝夫 「現代世界の対立構図」
椿邦彦 「国家、市民経済、グローバリゼーション」
奥村岳志 「グローバリズムと金融資本」
青山雫 「1930年代世界大恐慌の教訓と2008年世界金融恐慌・アベノミクス」
斎藤隆雄 「世界をかく乱する金融商品批判」
小林襄治 「投資銀行の「終焉?」:アメリカの銀行小史」
榎原均 「『〈借金人間〉製造工場』を読む 資本のカタストロフとどう闘うか」
矢沢国光 「資本主義像の再構築(中)」

石塚良次 「日山紀彦『廣松思想の地平』への批判的評注」

<書評>
藤岡寛巳 「黒沢惟昭『グラムシの教育思想−−マルクスもいいけどグラムシもいいとおもうよ』」

増井真琴 「りべるたんで会おう!(8)−−組合系女子」

「情況」2016年6・7月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
深沢一夫 「蛮行は繰り返された!全基地撤去」
矢吹晋 「中国観照(11回)南シナ海領有紛争と南極の教訓」

<特集>張一兵『レーニンへ帰れ』(書評特集:第1弾)
情況編集部 「『レーニンへ帰れ』(張一兵著 中野英夫訳)」
寄川条路 「レーニンを脱構築するポストモダンの中国哲学」
稲葉守 「他者性の鏡像理論から実践的客観弁証法へ」

<特集>ヘーゲル大論理学(概念論刊行200年)
加藤尚武 「ヘーゲル研究者は、200年間、何をしてきたか」
山口祐弘 「ヘーゲルにおける論理学の再生-形而上学の復権のために-」
久保陽一 「ヘーゲル論理学における「絶対的理念」の生成」
滝口清栄 「ヘーゲル法哲学−〈読み〉の水準の総括と可能性−」
寄川条路 「ヘーゲル論理学の生成と発展−−『大論理学』『小論理学』『論理学講義』をつなぐもの」
黒崎剛 「「学の始元」としての「思考と存在との同一性」」
山脇雅夫 「判断と推理−−ヘーゲルの媒辞の存在論」
川瀬和也 「ヘーゲル・ルネッサンス−−現代英語圏におけるヘーゲル解釈の展開」
中畑邦夫 「「主観性あるいは自由の国」の「手前」で」
浜野喬士 「フィヒテの信頼論:ヘーゲルによる批判、自然法、国家」
三重野清顕 「対立者の統一−−ヘーゲル『大論理学』における「対立」の理論とその思想史的背景」
大河内泰樹 「認識批判と経験科学−−ヘーゲル『大論理学』、概念論、「認識の理念」章の読解を通じて」

<書評>
横山茂彦 「『彼方への忘れもの』小嵐九八郎」
鈴木将久 「『戒厳令下の文学』陳映真」
境毅 「『既成概念をぶち壊せ!』紹介−−編者より」

吉川駿 「成島忠夫君を悼む」

「情況」2016年4・5月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
太田昌国 「新左翼はなぜ力を亡くしたのか? 関西ルネ研講演記録」
矢沢国光 「資本主義像の再構築(上)」
矢吹晋 「中国観照(10回)蒋介石とカイロ宣言」
深沢一夫 「サミットビラ/沖縄報告」

<特集>チェルノブイリ事故30周年
今中哲二 「チェルノブイリ事故と福島事故」
奥村岳史 「【論考】線量限度とは何なのか−−命を使い捨てにする思想」
蔵田計成 「チェルノブイリ事故30年目の真実と福島事故」

<特集>学生運動特集、20~40代からの提案
栗原康 「学生の叛乱」
井田敬 「私的学生運動雑論」
安井遼太郎 「じぶんの原則にしたがって行動するだけ」
菅谷圭祐 「シェアハウスの時代の総括と今後の展望」
Pha 「自治寮からシェアハウスへ」
藤野ふみや 「僕は商業地でのコーヒーショップを閉め、住宅街での食堂を開く」
渡辺学 「変容させられる日本社会と労働組合」
南守 「介護産業の困難と介護労働運動の取り組み」
名古屋共産主義研究会 「16年テーゼ」

<書評>
高橋宏幸 「『佐野碩 人と生涯』書評−−無謬の存在」

<時評>
増井真琴 「りべるたんで会おう!(7)−−組対法攻撃」
松平耕一 「文化時評 福島原発事故による健康被害者の会について」
大久保貴裕 「内海信彦・ドロップアウト塾第2回講座報告 」

柳田健 「白崎勉君を救おう/時効について」

「情況」2016年2・3月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
深沢一夫 「巻頭言:座礁しつつある辺野古新基地建設」
菅孝行・加々美光行 「巻頭対談:大衆の情念と思想なき暴力−−日中現代政治の視角」
張一兵 「張一兵著『レーニンへ帰れ』−−「日本の読者へ」・「推薦文」(ジジェック)」
矢吹晋 「中国観照(9回)尖閣と沖縄変遷、天皇の沖縄メッセージを知らない朝日新聞」

<特集>柄谷行人
高橋順一・新田滋 「対談:柄谷行人論 小林敏明『柄谷行人論』刊行を記念して」
柏井宏之 「柄谷行人小論−−個人的な読み方」

<特集>白井聡『戦後の墓碑銘』書評
井田敬・木本将太郎・安井遼太郎 「学生書評特集 白井聡『「戦後」の墓碑銘』」
室伏志畔 「列島王朝交替史試論3 近畿王朝の変遷」
重信房子 「中東2016年−−「サイクス・ピコ密約」から百年」
矢沢国光 「「米中二極体制」、その起源とゆくえ(下)」

<書評特集>長原豊著『ヤサグレたちの街頭』
長原豊・すが秀美 『ヤサグレたちの街頭−−瑕疵存在の政治経済学批判 序説(航思社)』
佐藤淳二 「都市感覚の論理学:街頭・傷跡・外」
佐藤隆 「都市の論理の外部/資本の外部の論理:一つの政治経済学批判のためのメモランダム」
松本潤一郎 「ハード・タイムズ・アゲイン・ノー・ホエア」

<書評>
田部圭史郎 「福井紳一『今起きていることの本当の意味が分かる 戦後日本史』」

大久保貴裕 「内海信彦・ドロップアウト塾第1回講座近況報告」

<時評>
伊達政保 「文化時評 戦前回帰から戦時下へ」
増井真琴 「りべるたんで会おう!(6)−−東洋大シンポジウム」

「情況」2015年12月・2016年1月新年合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
深沢一夫 「巻頭言 新日米安保条約と沖縄――「第三次安保」の成立と権威主義的国家主義」
矢沢国光 「「米中二極体制」、その起源とゆくえ(中)」
矢吹晋 「中国観照(第8回)中国撤兵と日米戦争の回避工作」

<特集>科学技術政策と大学改革
小松美彦 「特集:「科学技術政策と大学改革」劈頭にあたって」
金森修×広井良典[司会]小松美彦 「対談:「科学技術基本法」の構図と意味――――国家資本科学技術の錯視作用と不可視化」
林真理 「大学は何のためにあるのか 占領期の大学法案をめぐる議論から」
斎藤光 「「科学技術基本法」の構図と意味――国家資本科学技術の錯視作用と不可視化」
小暮修三 「国立大学のモダン・タイムス――管理技術への教育研究活動の包摂とコミュニケーションの破壊」
柿原泰 「新自由主義大学改革とアカデミック・キャピタリズム」
池内了 「科学・技術の軍事利用」

<書評>
猪野修治 「山本義隆『私の一九六〇年代』(週刊金曜日)」
森元斎 「広井良典『ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来』(岩波新書)」
奥村大介 「金森修『知識の政治学』(せりか書房)」

<シリア特集>
佐原徹哉 「シリア介入を巡るアメリカとロシアの明暗:「民主化モデル」から統治(ガバナンス)モデルへ」
重信房子 「アサド政権とシリアの行方(下)」

<時評>
松平耕一 「文化時評」
木本将太郎 「りべるたんで会おう!(5)――わたしの「りべるたん」像」
増井真琴 「9.16国会前弾圧について――救援の立場から」

2015年

「情況」2015年11月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

新開純也 「巻頭言」
川内原発ハンスト宣言 「川内原発再稼働阻止・ハンスト宣言」
松平直彦 「展望を切り開いた闘い」
矢吹晋 「中国観照(第7回)閲兵ブルーの北京」

<巻頭特集>新日米同盟と沖縄・女性の自己決定権
川満信一 「思想の窓」
安次富治 「辺野古は今」
新垣毅 「安保は沖縄で起きている!」
大野光明 「接続する反戦平和運動へ――社会運動をめぐる言葉の現在地」
松島泰勝 「なぜいま琉球独立なのか」

安里英子 「シマ連合社会における自治の可能性――沖縄にこだわり、沖縄を超える」
親川裕子 「複合差別という問い」
宮平あい 「米兵の暴行による「傷」の所在を問う」
玉城福子 「フェミニストの視点に立つ県外移設論に向けて」

重信房子 「アサド政権とシリアの行方(上)」
室伏志畔 「列島王朝交代史試論2 九州王朝の変遷」
許栄九[翻訳]迫田英文 「東アジアの平和のための日韓労働者連帯闘争」
瀬戸宏 「中国の近代化と「アジア的なもの」」

<特集>書評:市田良彦著『存在論的政治』
松本潤一郎 「「すべては政治である」そして「真の政治は形而上学である」」
佐藤嘉幸 「存在論と主体化――市田良彦の哲学とは何か」

<書評>
森田成也 「『日本人「慰安婦」――愛国心と人身売買と』(現代書館)」

<時評>
伊達政保 「手作り感あふれるミュージック・フェスティバル」

<連載>
菅谷圭祐 「りべるたんで会おう!(4)――繰り返される弾圧」

「情況」2015年10月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

中村勝己 「巻頭言」
深沢一夫 「辺野古協議「決裂」――挫かれた安倍政権の2つの狙い」
学生ハンスト実行委員会 「ハンガーストライキ報告」
学生ハンスト実行委員会 「9.16国会前弾圧に対する抗議声明」

矢沢国光 「「米中二極体制」、その起源とゆくえ(上)」
矢吹晋 「中国観照(第6回) 延安の経済危機はアヘン栽培で救われた」

<特集>戦後70年安倍談話――日韓条約50年
林哲 「安倍首相の「戦後70年談話」について――日韓条約50年の視点から」
仲尾宏 「日韓季報条約50年を経て――敗戦70年の視点から」
文秦勝 「日韓条約締結50年を迎えて――「日韓条約体制」とその克服のための課題」
矢野秀喜 「植民地主義清算と東アジアの平和態勢構築――戦後補償運動の現場から考える」
吉澤文寿 「日韓基本条約締結50年を問う――その置き去りにしてきたもの」
 
キム・チャンゴン[翻訳]荻原恵美 「朴槿恵政権とゼネストで対決する民主労総」

丸山茂樹 「朴元淳ソウル市長の登場とGSEF「ソウル宣言」」 
柏井宏之 「韓国の「社会的経済」形成の歴史 異種混合の中で〈共同性〉を認める風土」

<特集>書評:菅孝行『天皇制論集』第一巻『天皇制問題と日本精神史』(御茶の水書房)
「伊藤公雄・友常勉・伊多波宗周」

石塚良次 「ピケティ再論――河宮信郎論文、青木秀和論文への反論」

<時評>
松平耕一 「私の中の「戦争」――『絶歌』/『#鶴橋安寧』『「反靖国デモ」への在特会カウンター』」
増井真琴 「りべるたんで会おう!(3)――統一地方選総括」

「情況」2015年9月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

中村勝己 「巻頭言」
学生ハンスト実行委員会 「ハンスト宣言(8・27〜8・31国会前) 」
松平直彦 「9・6安倍たおせ!新宿デモへ」
参加者一同 「抗議声明――川内原発1号機再稼働糾弾 「川内原発再稼働阻止!ゲート前大行動」」

渕上太郎 「経産省前テント:控訴審裁判陳述書 表現の自由及び政治的権利の獲得のために」

<巻頭論文>
塩川伸明 「現代におけるナショナリズムをめぐる状況――いくつかの「ねじれ」 」
矢吹晋 「南沙諸島の紛争――歴史と現在」
佐原徹哉 「新自由主義と東欧の混迷」

<特集>ウクライナ危機(第1回)
矢吹晋 「中国観照(第5回)ウクライナ危機と中国の立場――国益拡大を慎重に模索する」
横手慎二 「ウクライナ危機――ロシアはどこへ行くのか」
塩原俊彦 「ウクライナ危機と世界:中国の出方」
木村英亮 「ウクライナとクリミア」

<連載>
室伏志畔 「列島王朝交代史試論1 出雲王朝の変遷」

<時評>
伊達政保 「文化時評 現代演劇はアングラがいちばん面白い」
増井真琴 「りべるたんで会おう!(2)――異文化交流の試み」

「情況」2015年8月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
最首悟 「焦点なき「場」について 「いのち」は「いのち」」
増井真琴 「りべるたんで会おう!(1)――りべるたんとは何か」
江田忠雄 「脱原発川内テント報告」
矢吹晋 「中国観照(第4回)本年上期に出た4冊をまとめて読んでみよう」
矢吹晋 「中国観照(第3回)胡傑監督が民間ドキュメンタリ――映画の可能性を語る」

<特集>安保法制――安倍政権といかに闘うか
松平直彦 「6・21安倍倒せ!全国総決起集会基調」
椿邦彦 「安倍政権といかに闘うか」
国富建治 「いま、世界の枠組みの構造的変動をどのように捉えるべきなのか」
白川真澄 「安倍政権の歴史的性格と私たちの課題」
朝日健太郎 「派兵戦争国家へ舵を切る安倍壊憲政治」

<特集>現象学
谷徹 「「あわい」と現象学」
村井則夫 「「像の現象論」に向けて――ハイデガーの超越論的思考における媒体と像」
植村玄輝 「行為と行為すること 現象学をフッサールとともに拡張する可能性について」
田口茂 「非コンテクスト的自己――フッサールの「超自我」と西田幾多郎の「自己」概念」
佐藤駿 「フッサールの観念論」

<連載>
重信房子 「サウジアラビア新王制の覇権 「イスラーム国」と宗派戦争 第2回」
表三郎 「マルクスの類的存在とは何か 弁証法を甦らせるために 第9回」

<書評>
大口昭彦 「佐藤昭夫著『「武力信仰」悪夢再現を憂える』(悠々社)のお勧め」
熱田敬子 「『ベーシックインカムとジェンダー』(現代書館) 分断のなかで紡ぐ夢」
松平耕一 「FOOL JAPANの歴史観――『日之丸街宣女子』/アニメ「艦これ」/『文化亡国論』 」

「情況」2015年7月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
矢沢国光 「機能不全に陥った先進国資本主義世界――出口なきQEの「出口」はどこにあるか? 」
大賀哲 「日米関係と東アジアの間――靖国参拝・集団的自衛権・戦後70年談話」
服部良一 「大阪住民投票がつきつけたもの」
奥村岳志 「被害を受けた者が痛みを声にして 5月24日「ひだんれん」設立」
矢吹晋 「中国観照(第3回)習近平の外交――「運命共同体」を繰り返す発言を追う」

<特集>4・28シンポジウム全記録
仲里効・崔真碩・丸川哲史 「敗戦後70年の日本と沖縄――アジア 」

<特集>ピケティー『21世紀の資本』
石塚良次 「トマス・ピケティ『21世紀の資本』への批判的評注」
河宮信郎 「ピケティ理論の批判的紹介と成長率極大説の意義」
青木秀和 「わが国の国民経済計算統計に見るピケティ理論」

石川源嗣・鈴木一・松本耕三 「4・18『労働組合で社会を変える』出版記念討論会を終えて」

小野田譲二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第12回(最終回)」
表三郎 「マルクスにおける現実的弁証法の生誕 第8回」
重信房子 「「イスラーム国」と宗派戦争 第1回」

伊達政保 「文化時評」

「情況」2015年6月号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
板垣雄三 「モダニティーとは何か――欧米中心主義の世界が潰れる今、日本はどう変わればいいのだろう」
中村猛 「民主労総のゼネストに思う」
深沢一夫 「沖縄は、発信する!――辺野古新基地阻止闘争の歴史的正当性」
内藤光博 「いわゆる「経産省前テントひろば」に関する憲法学的意見書」

<特集>全人代とは何か
矢吹晋 「全人代のテーマ「新常態」と隠しテーマ「慶親王=曽慶紅批判」」
五味久壽 「中国「新常態」の転換点の意味と新たな課題」
加々美光行 「中国の国家と民族――中華民族復興論と民族政策の動揺」
矢吹晋 「中国観照(第2回)習近平の外交――「運命共同体」を繰り返す発言を追う」

<書評特集>前田朗『ヘイトスピーチ研究序説』(三一書房)
前田朗 「ヘイト・スピーチの憲法論を考える――マイノリティの表現の自由の優越的地位」
金東鶴 「国家による差別と社会における差別について――在日朝鮮人に対する差別とヘイト」
神原元 「カウンター運動の意義と成果」
明戸隆浩 「ヘイト・スピーチにかかわる「議論」の洗練のために」

<連載>
小野田譲二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第11回」
表三郎 「マルクスとランボーの同一性 弁証法を甦らせるために」

<書評>
矢沢国光 「金子勝『資本主義の克服「共有論」で社会を変える』(集英社新書、2015年)」
中村隆之 「丸川哲史『阿Qの連帯は可能か――来るべき東アジア共同体のために』を読む」

山本大地 「しあわせの星に生まれて」

「情況」2015年5月号

【目次】

<巻頭特集>
矢吹晋 「中国観照(第1回)習近平の「プチ毛沢東」化――集団指導制から個人独裁制への鮮やかな転換」
深沢一夫 「「理不尽の魂」――日米の軍事植民地化に全面対峙する辺野古の闘い」
経産省前テントひろば 「経済産業省への申し入れ」
鈴木裕子 「朴裕河氏への批判〜同氏著『帝国の慰安婦』をめぐって」
李珍景[聞き手]榎原均 「社会運動の主体にとっての課題とは何か――李珍景インタビュー」

<特集>イスラムIS事件
佐原徹哉 「中東危機の新たな焦点――トルコ」
ジュディット・ルヴェル[翻訳]中村克己 「1月11日はヨーロッパに向かうのか?」
坂本卓 「中東揺るがすクルド問題」「補論・IS声明とその評価」
保坂修司 「イスラーム国日本人人質事件」
重信房子 「安倍首相の中東外交とイスラエル」
湯川順夫 「フランス・ 刺画週刊紙への襲撃をめぐって」
佐伯政夫 「日本人人質を殺させた安倍政権」
共産同(統一委員会)国際部 「激動する中東・北アフリカ情勢と民衆の解放闘争、我々の任務」
松本潤一郎 「国家と貨幣――「世界史の条件」」

<連載>
表三郎 「サルトル自我論の先駆者としてのランボー 弁証法を甦らせるために 第6回」
小野田譲二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第10回」

山中幸男 「城崎勉さん米国から強制送還、警視庁に逮捕」

「情況」2015年3・4月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
蓮池透 「蓮池透さんに聞く 解決しない拉致被害者の帰国問題」
金石範 「戦後70年、がけっぷちに立つ日本 過去喪失の日本はどこへ行く?」
李泳采 「戦後の日韓関係と真の協力関係構築のための模索」

安次富浩 「ヘリ基地反対協共同代表 安次富浩氏インタビュー」
「経産省前テントひろば声明」
大賀達雄 「キューバ・アメリカの国交回復の問題」

<特集>学生
安田浩一 「ヘイトスピーチの正体」
増井真琴 「7・6早稲田カウンター学生弾圧事件について」
文責・高橋 「Black Against Black デモ@新宿駅前」
宮南洋 「「キャリア教育」による攻撃に直面する大学」
オオキタマサシ 「社会運動としての就活デモを振り返る」
實重隆宏 「同志社交番問題についての総括」
増井真琴 「法大闘争史概略――125名逮捕33名起訴の監獄大学を生きて」

<連載>
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第9回」
表三郎 「唯物論者によるサルトル批判への再批判:弁証法を甦らせるために 第5回」

<書評>
山田宏明 「田原牧著『ジャスミンの残り香――「アラブの春」が変えたもの』果てしなき「アラブの混沌」は、どこに行き着くのか」
鈴木正 「丸山眞男の思想史方法を学ぶ」

大窪一志 「時代が終わり僕らも終わるとき残されるものは何か――川上徹さんへの最後の手紙」
平田勝・宗邦洋・井上學・梓澤和幸 「川上徹さんへのお別れの言葉」

「情況」2015年1・2月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
金子勝[聞き手]白井聡・矢沢国光 「地域雇用を創出する産業政策を――アベノミクスの失敗と安倍政権の性格」
八木沢二郎 「総選挙の諸結果」
五味久壽 「中国経済の「新常態」の意味と経済改革の課題」
矢吹晋[聞き手]朝浩之 「虎退治――反腐敗を旗に掲げる習近平の闘い」
旭凡太郎 「中国革命との連帯」

<特集>日本の官僚制批判
榎原均 「官僚支配を超える道――シンクタンク構想」
杉村昌昭 「官僚制を身近に引き寄せるために」
奥村岳志 「〈中央〉の地方支配、その実態と意識――出向完了の内堀氏が福島県知事に」
伊藤公雄 「国家――グローバル企業複合体と官僚制のゆくえ」
島和博 「官僚制を「超える」可能性について――いま、あえて「教条主義」的に」
村澤真保呂 「ポスト官僚制時代の新たな地域市民運動のために」

<論文>
尾澤孝司 「韓国・憲法裁判所による統合進歩党の解散決定の経過と問題点」
櫻井隆充 「ナルシシズムの弁証法――エーリッヒ・フロムの精神分析と社会理論」

<連載>
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第8回」

2014年

「情況」2014年11・12月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

早川礼二 「沖縄知事選、審判は下った! ――戦後沖縄統治構造の転換と新たな政治主体の登場」
土屋源太郎 「砂川伊達裁判判決を破棄した最高裁判決は無――再審免訴請求を行う」

<特集>「イスラム国」運動の背景――世界大戦の現段階
佐原徹哉 「イラクとウクライナをつなぐもの――第四次世界大戦の現段階」
下斗米伸夫 「ロシア世界とウクライナ危機」
高橋正則 「パレスチナ2014年夏(『JAPAC短信』1~23)」

<原発再稼働阻止>
渕上太郎 「川内原発再稼働阻止! テント宣言」
岩下雅裕 「「川内の家」がめざすもの――それは「原発のある町」の転覆」
木原壯林 「若狭と関西の原発全廃運動を結ぶ「若狭の家」の設立にあたって」
若泉政人 「福井から原発を止める」

<沖縄からの特別報告>
宮平あい 「「フェンス」の撤去は可能か――知念ウシと石川真生に見る「沖縄」のまなざし」
森絹江 「あらためて、「慰安婦」問題の原点を見つめ直す」
玉置靖子 「「従軍慰安婦」を取り巻く問題を知るための一冊」

<書評>古賀暹著『北一輝革命思想として読む』(御茶ノ水書房)
丸川哲史 「北一輝革命思想として読む」
福富健 「「北一輝論」の全面転換を迫る古賀暹の大作」

<連載>
矢沢国光 「私の「マルクス経済学」改造論 その2」
表三郎 「サルトルのフォイエルバッハ・テーゼ批判的注解 第4回」
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第7回」

朝日健太郎・橋本利昭 「『国家論』シンポ(2014・3・3)から」

渋谷要 「「自由・意味・自然の喪失」とエコロジスト的問題意識――石塚省二『ポストモダン状況論――現代社会(2008・9・15リーマンショック・2011・3・11福島以後)の基礎理論――』(発行・礫川、2014年)との対話」

鈴木正 「幻の国民生活学院のこと――伊藤幹彦の記録的精神」
柳田健・新開純也 「西浦隆雄氏追悼」

「情況」2014年9・10月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>東アジア
川満信一・丸川哲史・李泳采 「東アジアの中の沖縄/日本」
大賀哲 「アメリカ化する「東アジア共同体」論」

<特集>天安門事件25周年
矢吹晋[聞き手]朝浩之 「解放軍最高幹部の党籍を剥奪した中国」
加々美光行[聞き手]情況編集部 「中華民族の再興は可能なのか」
藤田幸一 「「改革・開放」と中国人民の新たなたたかい」
大谷美芳 「中国を論じる」
児玉春海 「中国社会主義建設で問われたもの」

<廣松渉没後20周年・資本論>
張一兵 「廣松渉の物象化パラダイムの起源」
吉田憲夫 「廣松渉氏の「貨幣生成論」について」

<連載>
表三郎 「弁証法を甦らせるために:サルトル、ルフェーブルの意義 第3回」
井出彰 「東京発、遠野物語行 第7回(最終回)」          
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第6回」

<書評>
朝倉健 「川畑嘉分著『フォトジャーナリストが見た世界』(新評論)」

「情況」2014年7・8月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>ウクライナ問題
高野孟 「プーチン=悪者論で済ませていいのか? ――ウクライナ/クリミア争乱の深層」
奥村岳志 「「一〇〇ミリ以下は影響なし」「放射線怖いは社会悪」」
友常勉 「イノベーションと知の夢――国立大学改革批判」

<特集>資本とは
的場昭弘 「ピケティの『21世紀の資本論』――マルクスの利潤率の傾向的低落の法則とピケティ」
鎌倉孝夫 「資本とは」
矢沢国光 「私の「マルクス経済学」改造論」
松平直彦 「資本論と革命」
高橋順一 「熊野純彦『マルクス 資本論の思想』(せりか書房)をめぐって」
馬淵浩二 「熊野純彦『マルクス 資本論の思想』(せりか書房)『資本論』の可能性の中心」
新田滋 「『資本論』初版本文の価値形態論と抽象的人間労働」
旭凡太郎 「榎原均著『資本論の核心』(世界書院)を読む」
内田弘 「『資本論』のパラドックスのシンメトリー」
杉本宙也・菅谷圭介・渋谷文人 「情況・資本論読書会報告」

<特集>書評1 室伏志畔著『誰が古代史を殺したか』(世界書院)
神山睦美 「幻想史学の向こう側」
添田馨 「弥生期歴史像の大いなる奪回」
新藤謙 「古代史がおもしろい」
松崎健一郎 「不敵大胆・意趣卓逸の古代史論」

<連載>
表三郎 「弁証法を甦らせるために:サルトル、ルフェーブルの意義 第2回」
井出彰 「東京発、遠野物語行 第6回」
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第5回」

<特集>書評2 大越愛子・倉橋耕平編『ジェンダーとセクシュアリティ』(昭和堂)
高橋慎一 「フェミニズムの問いの受け止め方」
早見慶子 「『ジェンダーとセクシュアリティ』を読んで」

<書評>
山田宏明 「長崎弘著「リアルの行方」(海鳥社) 3・11は「リアル」の復権をもたらすか」
星野智 「胡鞍綱著『中国のグリーン・ニューディール』(日本僑報社)」

「情況」2014年5・6月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>台湾(東アジア)
新崎盛輝・加々美光行・李昤京 「東アジアの民衆の連帯を求めて」
丸川哲史・土屋昌明・羅皓名 「東アジア「反」の系譜――鄭鴻生『台湾68年世代、戒厳令下の青春』を読む」
全国ロックアウト労働者戦線[訳]丸川哲史 「われわれには夢想が必要である――国会、行政院への占拠行動の後で」
鄭鴻生[訳]橋本恭子 「東アジアに共通する新たな方向性の再検討」

内田雅敏 「日米安保を「憲法上の制限」から解き放つ集団的自衛権行使容認」
淵上太郎 「テント裁判第六回口頭弁論(4月23日)での意見書」
闇夜鴉 「関西カウンターの現場から」
柳生半蔵 「差別・排外主義へのカウンター ――首都圏の現場から」

<特集>労働
前田裕晤・兵頭淳史・石川源嗣・加瀬純二・鳥井一平・平賀雄次郎・松本耕三・村山敏 「2・15労働問題シンポ 労働組合は役に立つのか」
前田裕晤 「労働組合の復権を目指して――社会的労働運動の展開を」
石川源嗣 「社会運動における「労働相談」活動の意義」
兵頭淳史 「労働組合の「進化」とその行方――ユニオン運動の弁証法」

<特集>書評 大谷恭子著『共生社会へのリーガルベース』
大越愛子 「共生社会の実現は可能か」
森絹江 「マイノリティの「生きる」から編む近現代史」
大賀達雄 「精神障害者差別の視点から」


<連載>
表三郎 「弁証法を蘇らせるために:サルトル、ルフェーブルの意義 第1回」
川満信一 「ヒマラヤの奥道(下)」
井出彰 「東京発、遠野物語行 第5回」
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第4回」

<論文>
瀬戸宏 「中国特色社会主義をどう考えるか――社会主義の初期段階、新民主主義、開発独裁」
木原壯林 「原発は人類と共存し得ない――即時全廃を目指して」

<書評>
佐原徹哉 「ドゥシコ タディチ著・岩田昌征訳『ハーグ国際法廷のミステリー』(社会評論社 2013年)」
川上徹 「前田裕晤さんの世界を覗いて――『前田裕晤が語る 大阪中電と左翼労働運動の軌跡」(同時代社)発刊の機会に」

「情況」2014年3・4月合併号

表紙

[注文]
模索舎

【目次】

<巻頭特集>
熊野純彦・山本耕一 「『マルクス 資本論の思考』をめぐって」
鹿島海馬 「安重根の伊藤博文暗殺事件と余波」
奥村岳志 「被災から三年「福島の復興」とは?」
深沢一夫 「4月27集会の呼びかけ――東アジアの中の沖縄/日本」

<特集>白井聡「永続敗戦論」
天木直人・白井聡 「対談:永続敗戦論をめぐって」
矢沢国光 「問われる自国民にたいする加害責任」
菅孝行 「隷属の<密約>、その起源と命脈をめぐって」
椿邦彦 「敗戦の記憶」

<論文>
内田雅敏 「自民党改憲草案と靖國神社参拝の思想的水脈」

<連載>
川満信一 「ヒマラヤの奥道(上)」
井出彰 「東京発、遠野物語行 第4回」
小野田襄二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み 第3回」

<書評>
中野英夫 「熊野純彦著『マルクス 資本論の思考』(せりか書房 2013年)」
榎原均 「自著『「資本論」の核心』の薦め」
柿木伸之 「転形期における魯迅の「文」の探究を世界的な文脈へ解放する」

「情況」2014年1・2月合併号

【目次】

<特集>安倍政権批判(沖縄・福島・秘密保護法)
八木沢二郎 「統治形態の転換としての安倍政権」
石川源嗣 「労働組合は役に立つのか」
淵上太郎 「3・11福島原発事故を無視し、原発推進を礼賛する新たなエネルギー政策」
深沢一夫 「仲井真知事による辺野古埋立「承認」のシナリオは誰が書いたのか」
奥村岳志 「3・11から3年目を迎えるフクシマ]
小川正 「特定秘密保護法施行で在日米軍基地の実態告発は厳罰か?」

<特集>国家論
朝日健太郎 「レフトにとって立憲主義とは何か?」
橋本利昭 「国家論からの共産主義の再興をめざして」
黒沢惟昭 「社会主義の再生 ヘーゲル、マルクス、グラムシ」
伊吹浩一 「国家とは支配階級の道具である――アルチュセールの国家論」

<特集>書評『スターリン「回想録」』山田宏明著
矢沢国光 「革命戦争・反革命戦争」はありうるか?
菅孝行 「〈荘厳〉な政治悪の元凶・スターリン」
三上治 「「いや、なかなかの本だ」というのが偽らざる感想だ」

<連載>
小野田譲二 「弟・圭介への奇妙な追悼、そして新左翼総決算の試み(第2回)」
井出彰 「連載第3回 東京発、遠野物語行」

<書評>
松平直彦 「『永続敗戦論』白井聡著 「戦後」を終わらせることに成功しているか」
杉本健太郎 「副島隆彦著『帝国の逆襲 金とドル最後の闘い』を読む」
池知正昭・沼尻正 「『大事なことはすべて談志に教わった』立川談志著」

<漫画>
棚瀬鐵夫 「他人事な日々」

※2012・13年は、現在準備中です。


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