情況 “変革のための総合誌”
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「情況」2024年秋号

表紙

[注文]
模索舎 / amazon

【目次】

【特集】社会保障改革と減税
特集によせて ――福祉国家の限界と無政府資本主義のユートピアについての覚書 塩野谷恭輔
リバタリアンの考える社会保障改革と減税 蔵研也
世界を変える新しい経済システム ―アメリカ・リベラリズムを超えて 
インタビュー 樽井良和 国民民主党の「現実的」政治経済観
税、そして現代政治の勢力マッピング 白井聡
アイン・ランドから生まれたアメリカのリバタリアンは全人類に自由を保証する暗号通貨ベイシックインカムや脱私有財産をめざす 藤森かよこ
インタビュー 江夏正敏(幸福実現党幹事長) 魂を腐らせない政治のために
右旋回したアルゼンチン ミレイ右派政権で経済・社会は回復するか? 宇佐見耕一
「次世代運動」話題の社会保障改革運動の旗手 ――北村達哉さんを追う
社会保障改革と財源 栗原裕一郎
社会保障をめぐる世代間バトルを乗り越えるための反緊縮論 井上智洋
インタビュー 長谷川ういこ れいわ新選組に聞く!積極財政の描く日本の未来像
個人主義原理で租税と社会保障を正当化する 松尾匡
ガン闘病は、われを反リバタリアニズムに至らしむ 食道ガンとの百日間戦争 横山茂彦

【特集外記事】
メタバースと居場所づくり 蘭茶みすみ
インタビュー 日常生活と「死刑」―「袴田さん見守り隊」はなにを見てきたか
トラウマティックな世界をサバイブする言語 小堀理乃
恵庭の牧場訴訟を追う 小林英介
『わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門』の刊行によせて 中村眞大
概念法学の基礎(「法多元主義」と「法圏ヘゲモニー」)及び「政策」に係る効果検証の意義について 秋吉すみれ
香港カンフー映画の生ける伝説、『ブルース・リー 死亡の塔』の黄正利が来日!! 野沢文哉
展望:授業料値上げに伴う学生支援の拡充施策について ―東京大学の事例と国際比較― 國武悠人
東京大学学費値上げ反対運動の理念と今後可能な展開 佐藤雄哉
パレスチナ連帯を訴える学生たち ――わたしたちはジェノサイドに加担しない 小林哲夫/松岡瑛理
掲載を禁じられた〝声明文〟……に対するささやかな応答 塩野谷恭輔
「トランス差別」と「許される差別」――「『情況』に関する声明」に関して 阿部智恵
「傷つき」とマイノリティの政治学 ―『情況』に関する声明によせて 千田有紀
難解な「声明」の解釈とその批判にかえて 横山茂彦
レビュー 『LGBT問題を考える』『LGBT異論』『マテリアルガールズ』 牟田和恵
書評論説 『核燃料サイクルという迷宮』山本義隆著によせて 高幣秀知
メキシコの低強度内戦は続くのか ―「トラテロルコ」以後の市民抵抗― 山端伸英
廣松渉さんが亡くなられてから ―予告『事的世界観と仏教』への前期 古賀暹

【連載】
映画評 何でも観てやろう 既知との遭遇、あるいはケイリー・スピーニーの発見 中牟田聖司
情況喫茶 傍流からの展望 四 中牟田聖司×日向登
令和維新幕府論〇一、世界構造の転換と令和維新 ――自由主義独裁・万邦共栄・革命主体 アキノリ将軍未満
戦前は続いているのか?非断絶の戦時 18 髙井ホアン
清渓先生の漢詩稽古録~陳興漢詩選 陳興
川元祥一と文学者たち(終) 河村義人

【読後感】
『私の栄光ある敗北』(My Glorious Defeats) エイヴリ・モロー /『悟りと破戒と救済と』河村義人 /『資本主義の中で生きるということ』塚本恭章 /『連合赤軍 遺族への手紙』久住純

【追悼】
福田和也(平坂純一)/ 斎藤英喜(栗田英彦)/ 榎原均(新開純也)/ 大谷恭子(重信房子)
価格(1,500円)

「情況」2024年夏号

表紙

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【目次】

【特集】トランスジェンダー
特集によせて トランスジェンダーの権利擁護と、開かれた議論のために 塩野谷恭輔
「焚書」のレトリックに踊らされないために 『トランスジェンダーになりたい少女たち』宣伝手法の問題について ベンジャミン・クリッツァー
リベラルとトランスジェンダー 斎藤貴男
トランスジェンダーの「沼」 岩波明
トランスジェンダリズムとは何なのか? 白井聡
[書面インタビュー]笙野頼子 女消しに抗して、世界権力に異議を
自由に対する左からの脅威 アビゲイル・シュライアー本をめぐる諸問題 森田成也
成立から二十一年、「GID特例法」の今 三橋順子
LGBTの非存在について 安冨歩
インタビュー よだかれん トランスジェンダー当事者の可視化で広げる人々の理解
ポストモダンとトランスジェンダー 小谷野敦
[鼎談]子ども向けのLGBT入門絵本から読み解く日本の性的マイノリティ運動の歩み 前田和男×尾辻かな子×沢辺均
学問の危機と『キャンセル』の方法論 千田有紀
身体改変的性別越境主義について 「性別」破壊論・序章 阿部智恵…
在りたい私、私が決める メタバースとトランスジェンダー 蘭茶みすみ
なぜジェンダー・クリティカルはペドフィリアと連帯しないのか? 谷口一平
トランスヘイトの自由こそ基本的人権である 佐藤悟志
ジェンダーを越境するために 萌え絵とアパレルから 横山茂彦

【特集外記事】
なぜ男性排除? 慶應義塾大学「食の支援」から見る日本の課題 國武悠人
香港の伝説的なインディーズ・バンド「黑鳥」(Blackbird)の郭達年(Lenny)の来日公演 野沢文哉…
「欺瞞的で愚劣で耐え難い帰趨」をめぐる力学 小峰ひずみ
『ゲバ杜』徹底批判シンポジウム報告 白坂リサ
東京大学学費値上げ反対運動「中間総括」 法念
死んでもいいから参りたい マッカ巡礼をめぐる詐欺、ゴミ、熱狂 袴田玲
インタビュー つばさの党とはなにか 元ブント系運動家 外山まき代表代理に訊く
選挙漫遊という運動 都知事選全五十六候補を取材して 中村眞大
ONE OK ROCK新曲『Delusion:All』と都知事選を踏まえた考察 伊礼悠花
部落差別とは何か② 人のため祝う「寿ぎ」 川元祥一
早稲田の記憶 川口君事件・解放闘争終息以降 川﨑恭治

【連載】
陳興漢詩十八首選 陳興
映画評 何でも観てやろう 黒沢清『蛇の道』 中牟田聖司
情況喫茶 傍流からの展望 参 秋吉すみれ×上梨裕奨
解説 ウクライナ戦争論争
戦前は続いているのか?非断絶の戦時17 髙井ホアン

【読後感】
『三島由紀夫 街歩き手帖』菅孝行 /『オカルト2・0』塩野谷恭輔 /『部落差別の原因』池田勝雄 /『鬼畜米英漫画全集』佐藤卓己 /『続 昭和街場の流行り歌』白坂リサ、金廣志
価格(1,500円)

「情況」2024年春号

表紙

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【特集】食

人間にとって一番身近な行為である「食」を正面から考える!拒食、肉食、ハラール、飲酒、健康食品、共同炊事、農、そして人肉食まで…。特集外では、パレスチナ問題のほか、東アジア反日武装戦線元兵士へのインタビューや、桐島聡追悼記事も掲載!

【目次】

[序文] お通しに代えて 塩野谷恭輔・中村眞大
肉食を撤廃することはいかにして可能か 檜垣立哉
「ハラール」という強迫観念 渡辺嘉鵲
二つの死の間の、欲望としての拒食 片岡一竹
タブーだからこそ面白い 近年の食人映画 レイナス
フランス料理と自然食運動 一九六八年以後のトロツキズムのゆくえ 栗田英彦
結社あるいはギルドの方へ コモンの自治と共同体のモメンタム 長崎浩
インタビュー 赤松英一 コモンの運動と日本ワインの未来
菜食と禁酒のインド、あるいは飲食文化のポスト・コロニアルな結末 赤井敏夫
メタバースで飲んでみた! コミュニケーション媒体としての飲食表現 蘭茶みすみ
危険な食品の物語 横山茂彦
駒場キャンパスでの勝手耕作について 東京大学だめライフ愛好会
共同炊事・下層解放・動物解放 上原要

【特集外】
ハマスと熱心党 安彦良和『イエス』と相澤文蔵の古代ユダヤ民族史研究 矢田部健史
マイケル・サンデルとトーマス・ヒル・グリーン 野沢文哉
市田良彦の『フーコーの〈哲学〉』を徹底読解 後編
戦術談義 運動の技術/現場の工夫 かわすみかずみ/ヨナカシンヤ/ひょっこり/小峰ひずみ
誌上インタビュー 重信房子『パレスチナ解放闘争史』刊行記念
イスラエル批判を反ユダヤ主義と見なす論理を打破するために 高橋順一
「#FreeKazehitoSeki」ガザ虐殺抗議グラフィティを描いて勾留されたアーティストについて 本誌編集部
コンビニから男性向け雑誌が追放される!? 中山美里
『自伝的革命論』刊行記念対談 笠井潔×長崎浩
部落差別とは何か 川元祥一
漫画が伝える戦前の「原風景」 『鬼畜米英漫画全集』の刊行に寄せて 髙井ホアン
独占インタビュー 浴田由紀子 爆弾闘争50年 東アジア反日武装戦線元兵士が次世代に残す証言

【連載】
川元祥一と文学者たち 第五章 河村義人
戦前は続いているのか?非断絶の戦時 16 髙井ホアン
情況喫茶 傍流からの展望 弐 中牟田聖司×髙田輝
解説 ウクライナ戦争論争 横山茂彦

【読後感】
『党はどこに行ったのか』(菅孝行/長島由紀夫) /『自伝的革命論』(幸村燕)/『部落差別の原因』(小林孝吉)

【映画評】
『ゲバルトの杜』(菅孝行/水谷保孝)

【追悼】
桐島聡(友常勉/雑賀健)
価格(1,500円)

「情況」2024年冬号

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【目次】

【特集】パラレルワールド 異なる世界へ行くということ
特集によせて 塩野谷恭輔
主観化されたパラレルワールドを超えて 福嶋亮大
サイエンスにおけるパラレルワールド 野村泰紀
東浩紀インタビュー 訂正可能な空間をつくる フィクションを数学と共に思考する 
〈自然哲学〉に向けた試論 中村大介
村上春樹と「失われた三〇年」 〝並行世界もの〟の簇生と衰滅 加藤夢三
『転生王女と天才令嬢の魔法革命』から読み解く百合アニメと家父長制の共犯関係 王 琼海
エレベーターで行く異界・異世界・異空間 廣田龍平
一九七二年の平田篤胤 あるいはパラレルワールドの政治性 斎藤英喜
「マイナス内包」としての性自認の構成 谷口一平
メタバースと人間の営み 交流のかたちと欲求を越える 蘭茶みすみ
メタ並行世界の政治哲学と現時空の衛星化 
並行共栄圏と第二維新 アキノリ将軍未満

【連載】
[ユートピアの現象学4]第三章 神的暴力と剥き出しの生 笠井潔
川元祥一と文学者たち 第四章 河村義人
[国家権力は、いったい何を取り締まったのか? 15]戦時下市民が夢見た、もしもの日本、ドシドシ天皇 髙井ホアン
[知られざる学園闘争 第10回] 慶応義塾大学
[解説]ウクライナ戦争論争 横山茂彦
[情況喫茶]傍流からの展望 壱 秋吉すみれ×中牟田聖司
歌舞伎町マスジド 喧噪の中の〝純正〟 渡辺嘉鵲

【特集外】
市田良彦『フーコーの〈哲学〉』を徹底読解 前編
「いかがわしさ」のために 絓秀実と八〇年代批評の「転回」 王寺賢太
誌上インタビュー 重信房子『パレスチナ解放闘争史』刊行記念 前編
十・二九「テロ審議会」突撃ルポ! 足立正生、佐藤悟志、中川文人が「テロ」を激論 構成:髙井ホアン
「すべての大学に立て看板を」大学立て看同好会・座談会 構成:小林哲夫、進行:中原勲

【読後感】
重信房子『はたちの時代』(久住純)/中川文人『黒ヘル戦記』(塩野谷恭輔)/菅孝行『ことにおいて後悔せず』(市田良彦)/中森明夫『推す力』(中牟田聖司)

【追悼】 池田大作(島薗進、浅山太一、長井秀和)/アントニオ・ネグリ(廣瀬純、中村勝己)
価格(1,500円)

「情況」2023年秋号

表紙

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【目次】

【特集】メンタルヘルス
「メンタルヘルス」はいかなる次元で問われるべきか 特集によせて 塩野谷恭輔・音江鈴
ケアと革命――なぜリベラリズムはケア論におびえるのか 栗田英彦
座談会「政治にメンタルヘルスは不要なのか? ケア・「右傾」言説・新左翼」
「討議の前提」と「討議を終えて」 海上宏美
健康の多さを言う とりいめぐみ
哀悼的正義とポスト資本主義的無能性 杉田俊介
わたしと魔女 七草繭子
未来を希望するために――ポストモダン論としての加速主義と思弁的実在論 幸村燕
日本のポストモダンの美学とジャック・ラカンの無関係性 三脇康生
ハイデガーとラカン、ふたたび――書面インタビュー:小笠原晋也
エクソシズム(悪魔祓い)とメンタルヘルス:田中昇神父インタビュー
新しい「サイボーグ=ヒステリー」のマニフェストのために  久保田泰考
メンヘラメタバース 蘭茶みすみ
「ヒステリーの言説」を超えて──ある救援活動の総括 大野左紀子
集団的セラピー効果 長崎浩
インタビュー:現代日本と学生の「死にたい」 儚

【連載】
ユートピアの現象学3 第二章 大衆蜂起と死の欲動 笠井潔
川元祥一と文学者たち 河村義人
国家権力は、いったい何を取り締まったのか? 14 髙井ホアン

この時代に、廣松渉・吉田宏晳『新版仏教と事的世界観』(作品社)をどう読むか 髙橋順一
『新版 仏教と事的世界観』を読む前に情況読者への仏教入門――「佛教のいろは」 吉田宏晢
屠場を行き交う人々の慈悲 渡辺嘉鹊
「インター」は聞こえたか――北大一九六九年
マイナンバーが大学を襲う日 大森開登
ウクライナ戦争に関して 松平直彦

【読後感】
『経済学の冒険』/『『資本論』と現代世界』/『キリスト教学校の「犯罪」』/『街場のはやり歌』/『ジャニーズ帝国60年興亡』/『エヴリンの幻影』
価格(1,500円)

「情況」2023年夏号

表紙

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【特集】音楽

1968年創刊の変革のための総合誌『情況』が若手編集委員に代替わり!復刊後3号目となる今号は「音楽」を全力で特集する!
"移民者”ラッパー・Moment Joonとアナーカフェミニスト・高島鈴による対談「反-政治としてのプロテスト」、謎の騒音散布集団・騒音の夕べとProtest RaveのDJ・Mars89による思想を超えた異色の対談、元ジャニーズJr.神保治暉が語るジャニーズイズムと日本社会、stillichimiyaのYoung-Gと空族・相澤虎之助に訊くタイの「生きるための歌」、話題のアイドルグループ「学歴の暴力」なつぴなつが語る学歴社会、足立正生によるパレスチナ解放とヒップホップ、曽我部恵一によるエッセイなど! 私たちが社会を変えようとするとき、音楽はいつもそこにあった。「音楽と政治」の歴史的変遷を振り返りつつ、社会運動と音楽の関係や、音楽そのものに内在する政治性に迫る!

【目次】

〈特集によせて〉塩野谷恭輔・中村眞大 「「音楽と政治」を超えて」
〈対談〉 Moment Joon × 高島鈴 「反-政治としてのプロテスト」(構成:彫真悟)
〈寄稿〉 森 元斎 「土と音楽」
〈寄稿〉 韻踏み夫 「ヒップホップの政治的擁護のために」 
〈インタビュー〉 足浮梨ナコ 「大阪地裁同性婚判決に不服申し上げた16歳シンガーソングライターが伝えたかったこと」
〈対談〉 騒音の夕べ×Mars89 「思想を超えて語ろう 路上から聞こえる変革の音」
〈インタビュー〉 人生葬送派 「世界も音楽も嫌いだ 密かに話題の新星バンド「人生葬送派」とは何か」
〈寄稿〉 鈴木孝弥 「革命と音楽の新解釈」
〈インタビュー〉 神保治暉 「元ジャニーズJr.が語るジャニーズイズムと日本社会」
〈寄稿〉 牛嶋徳太朗 「〈通称アイドル学科〉の創設者のヘルタースケルター」
〈インタビュー〉 なつぴなつ(学歴の暴力) 「学歴という諸刃の剣」
〈寄稿〉 王 琼海 「アイドル、ボーカロイド、サイバネティックス テレビアニメ『推しの子』とその音楽について」
〈寄稿〉 蘭茶みすみ 「メタバース音楽と自己表現」
〈寄稿〉 赤名じぷろ 「制服向上委員会」をめぐる断章
〈寄稿〉 前田和男 「かつて「たかゞ歌」に命を賭した若者たちがゐた 一九五〇年代のうたごえ運動から七二年沖繩「返還」運動まで」
〈インタビュー〉 吉岡忍 「一九六九年新宿駅西口フォークゲリラ企画者が語る「公共空間」の条件」
〈寄稿〉 足立正生 「連帯を求め、闘いの歌を唄おう パレスチナ解放とヒップホップ」
〈インタビュー〉 Young-G・相澤虎之助 「明るく楽しく無理しない タイの「サバイな抵抗」と「生きるための歌」」
〈寄稿〉 二木 信 「「音楽と政治」についての四つの断章」
〈寄稿〉 近藤康太郎 「サウンドデモ論 表現と祝祭の取材記」
〈寄稿〉 曽我部恵一 「個人の宇宙で歌おう!」
〈自著紹介〉 宮入恭平 「「音楽に政治を持ち込むな」という政治性」(『音楽と政治: ポスト3・11クロニクル』人文書院)
〈特別企画〉 「 「情況」的注目 全世代に聞く! 心燃える戦いの音楽80選」

〈特集外寄稿〉 アヒカハアキノリ 「ネオ幕府・革命的加害性・文化的応酬 或いは令和維新の謀略」
〈特集外寄稿〉 長崎 浩 「同時代者、三島由紀夫 平野啓一郎『三島由紀夫論』によせて」
〈特集外寄稿〉 木本将太郎 「沖縄と出会い直すために」
〈読者寄稿〉 坪井 隆 「今だからこそアジア主義を考える」
〈解説〉 横山茂彦 「ウクライナ戦争論争」
〈特集外寄稿〉 知られざる学園闘争 第八回 都立上野高校闘争

〈連載〉 髙井ホアン 国家権力は、いったい何を取り締まったのか13
〈連載〉 河村義人 川元祥一と文学者たち
〈読後感〉 『人生は片々たる歌の場所』/『今昔物語集 因果モデルで読む日本中世の心性』/『三島由紀夫論』/『三島由紀夫が復活する』/『マンガ 会社はこれからどうなるのか』
〈追悼 坂本龍一〉 楠本夏花 「神宮外苑が繋げてくれた坂本龍一さんのこと」

価格(1,500円)

「情況」2023年春号

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【目次】

【特集】動物 お肉か癒しか同胞か
動物という死角 特集によせて 塩野谷恭輔・中村眞大
マルクス主義と動物倫理 田上孝一
インタビュー 新藤かな 保守派政治家として動物愛護問題に取り組む
インタビュー 今井レイラ 世界最大の動物擁護団体が語る日本のアニマルライツ運動の現在
川元祥一をめぐる文学者たち 河村義人
私の動物園・水族館批判 本田公夫
わたしが動物園について知っている二、三の事柄 森由民
インターセクショナリティと動物倫理 檜垣立哉
インタビュー 立川平林 立川談志の直弟子が語る、落語とアニマルライツの親和性
エスペラント・ビーガン・カフェの現場から 斎藤義典
一九八〇年代日本のエコロジーと動物実験全廃運動——太田竜を軸とした試論的考察 栗田英彦
火刑にされてしまった「グレタ」——独ラディカル環境運動の現状と分析:リュツェラート事件、「最後の世代」を中心に 浜野喬士
近年の九尾の狐ブームとその政治的背景について 野沢文哉
「新しい男らしさ」に移行する苦痛を共感的に描くということ——板垣巴留『BEASTERS』論 藤田直哉
ルポ昆虫食 「昆虫食童帝卒業BAR」レポート 白坂リサ
教えて!昆虫食のギモン〜脚の数だけ聞いてみた〜 内山昭一
【連載】
国家権力は一体何を取り締まったのか12 戦争と動物 引き裂かれた馬と農民 髙井ホアン
だれかの共和国〈中編〉 カフカ的主体のユートピアにむけて 池田雄一
ユートピアの現象学2 第一章 革命解釈と革命現象 笠井潔

楽しいものだったはずの革命 重信房子 × 山本直樹
元赤軍派の私がガーシーを擁護する理由 大谷行雄
大学という場所の現在 大月隆寛
強制執行に抗して 二・一五 三里塚闘争戦記 中原勲
三月沖縄渡航報告 田中駿介・新崎あす香
メタバースの先へ テクノロジーリベラリズムの創造 蘭茶みすみ
第一回ミスミスト大会メタメタライブ参加ルポ 髙井ホアン
[解説]ウクライナ戦争論争 横山茂彦

【読後感】
『抵抗する動物たち』/『月光』/『反戦の書を読む』
【追悼】
大川隆法/鈴木邦男/ピオ・デミリア/ぺぺ長谷川

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「情況」2023年冬号

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【目次】

【特集】宗教 聖なるものとテロルの時代
塩野谷恭輔「憑依する暴力 ——特集によせて」
仲正昌樹「旧統一教会——政治と宗教をめぐる断章」
望月遥加「“宗教二世問題”の死角——当事者の視点から」
平田うらら「大学生の私が宗教二世をテーマにした映画を撮るまで」
島薗進「統一教会と現代日本の政教関係——公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派」
久保田泰考「統一教会la sect Moonは享楽する身体の社会化に関して、呪術的であり宗教ではない」
友常勉「植民地主義的思考、階級闘争、神的暴力——オウム真理教とAleph(アレフ)について」
インタビュー 長井秀和
「池田大作が来るとどんな問題児も真面目に掃除する 創価学会を脱会した長井秀和が語る“間違いない”実態と壮絶人生の真実」
インタビュー 黒川あつひこ
「なぜ日曜討論で歌ったのか?なぜ統一教会問題を「予言」できたのか?政治と宗教はどう向き合うべきか?」
栗田英彦「一九六八年闘争と統一教会——ポストコロニアリズムから「ゼロ」としての〈日本〉へ」
安藤歴「オキュパイ運動以後の「党」の再評価について——ジョディ・ディーンの議論を中心に」
マニュエル・ヤン「暗殺者の憂鬱と詭弁家の死語」
〈連載〉
髙井ホアン 国家権力は、いったい何を取り締まったのか?11
笠井潔「ユートピアの現象学 1 序章 革命そのものへ」
藤田直哉 × 杉田俊介 対談「ポリティカル・フィクション」批評
池田雄一 「だれかの共和国 カフカ的主体のユートピアにむけて」

蘭茶みすみ「メタバースから見た中国」
横山茂彦「ウクライナ戦争論争」
渋谷要「ウクライナ戦争論戦 ウクライナ徹底抗戦支持」
知られざる学園闘争中間総括 全共闘「個人史記録プロジェクト」について
『復讐としてのウクライナ戦争』
旧早大政治思想研究会有志「川口大三郎君は早稲田に殺された」

価格(1,500円)

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