情況 “変革のための総合誌”
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「全共闘」未完の総括 450人アンケートを読む

「全共闘」未完の総括 450人アンケートを読む

<目次>
山本義隆 「全共闘はなぜ闘ったのか」
三上 治 「未完のものとしてある運動と闘争の記憶」
小西隆裕 「半世紀ぶりの転換の時、今度こそ決着を付ける時だ」
平野 悠 「「七〇年安保を粉砕するまでバリケードは解かない」、これにはシビれたね」
落合恵子 「虹色のバトンをそれぞれの人に渡したい」
重信房子 「誇りと反省の継承として「続・全共闘白書」を読む」
菅 直人 「あれだけの運動がありながら、政界に出てきた方が少ないのが残念です」
秋田明大 「AI社会で人間はいなくなり戦後民主主義は終わった」
高成田亨 「無名戦士たちの「遺言」集」
住沢博紀 「全共闘と政治的故郷:1968年と1989年の二つの視点から」
筆坂秀世 「皆さん、カネにもならない左翼運動によく足を踏み入れたもんだ」
三好春樹 「介護の世界へと越境せよ」
大谷行雄 「シンポジウム「高校闘争から半世紀」はいかにしてかちとられたか」
有田芳生 「目の前にヘルメットがあればかぶっていたかもしれません」
木村三浩 「熱さに釣り込まれ、流し読みできない「思い」の塊」
香山リカ 「内省するのはこのへんにして、もう一度」
佐藤 優 「若者よ、左翼の歴史を学んで戦争に歯止めを」
小林哲夫 「「全共闘だけど全共闘世代じゃない」元高校全共闘のこだわり」
田原 牧 「敗北から教訓を汲み出し、「内ゲバ」を乗り越える規範を練りあげよ」
劉 燕子 「文革と全共闘と香港の民主化運動」
外山恒一 「“今”の心境などどーでもいいから“当時”の体験を語り残せ」
雨宮処凛 「老後は全共闘世代を反面教師として、口は出さずに金を出したい」
松井隆志 「「全共闘」の〈解体〉に向けて」
白井 聡 「「現実批判はラジカルに」を全共闘世代から継承した」
チェルシー・センディ・シーダー 「共学革命として分析する全共闘運動」
小杉亮子 「さまざまな学園闘争経験を読む」
近藤伸郎 「AIで読み解く『続・全共闘白書』」
那波泰輔 「書物を紡ぎだすということ─ 『全共闘白書』から『続・全共闘白書』へ」
平松けんじ 「小さなところで闘えなければ社会は変えられない」
田中駿介 「私たちが「運動」を語るときに「周縁」はどのように位置付けられるか」

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『脱原発経産省前テントここに在り! 渕上太郎遺稿集』

『脱原発経産省前テントここに在り! 渕上太郎遺稿集』

<目次>
ことはじめ 桝本 純
編集の経緯について 大賀英二
第一部 原子力ムラと闘う方法
原子力ムラと闘う方法
第一章脱原発運動への始まり 経産省の後ろめたさ
第一節 二〇一一年三月一一日の衝撃と福島支援活動
●二〇一一年三月一一日の衝撃 ●原発の危機の本質 ●「直ちに健康への被害はありません」 ●「想定外」の地震・大津波 ●福島への支援活動 
第二節 運動の高揚とテントの設立
●国会前座り込み ●経産省包囲デモ ●テントは最初レンタルだった ●筋を通す 
●テントを建てた時の現場状況 ●テント設立直後の展開 ●国有地借用の要望書を出す ●ただ今、交渉中
第三節 テントの日常
●福島の女性たちの登場と合流 ●再度の人間の鎖 ●二〇一二年一月二四日の退去命令 ●原発立地の抗議行動へのバスツアー ●テント設立後の改憲阻止の会との関係 ●行政不服審査法の度し難いシステム ●二〇一二・七・一二再審査申請願い ●監視カメラ設置等について ●テントとは何だったのか──テントが切り拓いてきたもの
第二章テント裁判とテントの精神
●テント裁判 東京地裁判決 ●東京地裁第一審判決と控訴 ●東京高裁判決 ●川内テントの設立とテントの思想
第三章テント裁判敗北とテントの闘争
第一節 なぜ原発なのか、なぜ原発反対なのか
●はじめに ●原料が安いというのは魅力的だった ●人形峠のウラン ●四〇年の寿命ということについて ●アメリカへプルトニウムの返還・移送──四八トンの分離プルトニウムの保有 ●高速増殖炉「もんじゅ」の破綻 ●東海原発(第一)の廃炉問題 ●政府のエネルギー基本計画 ●使用済燃料~核燃料サイクル~もんじゅ・六ヶ所村再処理工場~地層処分
第二節 経産省前テント撤去の強制執行
第三節 経産省前テントここに在り
●原子力安全の根本問題 推進論者の高み その一 ●原子力安全の根本問題 推進論者の高み その二 ●諦めないで闘うこと ●本当に「自由に闘う」ということができるのか
間 奏 テント前史
「9条改憲阻止の会」の経験──大衆運動か革命運動か
第一節 本音と建前
●改憲反対の呼びかけ ●改憲反対か樺さんの追悼か ●二〇〇六年の6・15─ちょっ
と引いて参加していた
第二節 大衆運動か革命運動か
●「9条改憲阻止の会」に突っ込んでいく ●ベルンシュタイン主義で ●二〇〇七年の6・15──「改憲阻止の会」の華々しい登場 ●「阻止の会」の党派的状況について ●「来る者拒まず去る者追わず・小異を残して大同につく」の功罪 ●「慎重であらねばならない」とはどういうことか
第三節 改憲反対と沖縄闘争
●『戦争放棄─交響曲第九条』 ●明文改憲の後退と「改憲反対バンク」構想 ●民主党政権と沖縄闘争──鳩山内閣に対する要望書 ●「県外移設構想」の頓挫 ●本土の沖縄闘争 ●『普天間基地即時撤去、県内移設反対東京集会』 沖縄では観光バスがなくなる!?
第二部 渕上太郎という男 聞き書:桝本 純
第一章 テント、建つ
●「三・一一」の衝撃 ●テント、建つ! ●若者たちとオジさんたち ●「使用申請」と「不許可」通知、「審査請求」 ●右翼・民族派・保守系 ●国民的運動と左翼
第二章 満洲に生まれて
●戦時下の大連・敗戦 ●引揚げ・舞鶴上陸・東京世田谷へ
第三章 困窮の戦後を生きて六〇年安保へ
●転校相次ぐ小学生時代 ●流転の生活 ●ついに持ったわが家。だが… ●再び国府津へ引越し ●小田原の青春1──中学時代 ●小田原の青春2──高校時代 ●社会認識と政治意識
第四章 六〇年代学生運動と「ML派」
●大学生になって ●大管法闘争とストライキ処分・ブント再建論争 ●労働戦線への移行──生活と政治的彷徨 ●激動のなかで ●「決戦」前後と「組織なき時季」
第五章 日本労働党と中国実見
●日本労働党への参加と活動 ●中国訪問 ●東陽書房 ●起死回生のプロジェクト 
●中国認識と「民族差別」 ●日本労働党離党と借金始末
終 章 二一世紀:渕上太郎 再起動
●「改憲阻止」活動への誘い ●団地自治会での活動

あとがき 渕上太郎
渕上太郎のこと 江田忠雄


海は…洋『国家と民とコロナ 八〇歳だから云えること』

『国家と民とコロナ』

<目次>
まえがき
第一部何を言いたいのか
第一章 個の否定 ~集団論の序章~
第二章 国家は現在における集団の最高形態
第三章 新型コロナ対応の誤り
 [新型コロナ陰性検査証明書を提示、お店で一〇%割引を]企画書
第二部国家とは
第四章 国になる前の形・国家の起源
第五章 国家の構造
第六章 国家と暴力
第七章 自衛
第八章 日本の将来
第三部集団
第九章 集団の成立
第一〇章 ひとりの生活
第一一章 二人
第一二章 家族
第一三章 集団の変容と崩壊
第一四章 典型的な集団の考察
第四部結びとコロナ
第一五章 雑感
(特別)コロナ日記
新型コロナウイルスと検査の主な流れ

あとがき
参考文献

医歯大新聞掲載論文
 集団論
 自己と他者の問題


『続・全共闘白書』

『続・全共闘白書』

<内容>
120超の大学・高校での全共闘体験者から450超の回答!
東大日大闘争の被告をはじめ、獄中から重信房子氏ら、北朝鮮から「よど号」当事者の回答も!
今から半世紀前、街頭ではベトナム反戦闘争、キャンパスでは日大・東大闘争が勃発、さらには全国の大学・高校へ飛び火、「全共闘運動」が燎原の炎のごとく燃え広がった。あれから半世紀、全共闘世代も「後期高齢者」の仲間入り。ふたたび「日本の社会制度」を揺るがしつつある。高齢社会の厳しい現実を彼らはどう受け止め、どんな覚悟で「社会的けじめ」をつけようとしているのか。どんな「社会的遺言」を遺したいのか。
75項目に及ぶ年収をはじめとする生活実態に関する集計結果とリアルな肉声により、団塊世代の尖端を担ってきた全共闘体験者の「現在と未来と課題」を浮き彫りにした「歴史的レポート」です。
全共闘世代は”懲りない面々”? それとも? 運動終息後、多くが長髪を切って就職した「全共闘世代」は、やっぱり牙を抜かれてしまったのか。それとも密かに牙を研いできたのか。もし後者であれば、どうせもうすぐに死ぬのだからと、それこそ命をかけた”最期の反逆・反乱”を起こすかもしれない!?

<メディア掲載>
朝日新聞WEBRONNZA(1月11日)「元全共闘は懲りない面々」
東京新聞「本音のコラム」(1月14日)「叛逆老人はいま」と鎌田慧氏が紹介
朝日新聞AERADOT(1月18日)、女性回答者のインタビューと共に本誌を紹介
西日本新聞社会面(1月23日)で「紛争闘士なお意気盛ん」と5段記事
夕刊フジ(1月27日)、歳川隆雄氏がコラムで紹介
週刊金曜日(3月下旬)4ページで紹介予定

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