情況 “変革のための総合誌”
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「情況」2024年冬号

表紙

[注文]
模索舎 / amazon

【目次】

【特集】パラレルワールド 異なる世界へ行くということ
特集によせて 塩野谷恭輔
主観化されたパラレルワールドを超えて 福嶋亮大
サイエンスにおけるパラレルワールド 野村泰紀
東浩紀インタビュー 訂正可能な空間をつくる フィクションを数学と共に思考する 
〈自然哲学〉に向けた試論 中村大介
村上春樹と「失われた三〇年」 〝並行世界もの〟の簇生と衰滅 加藤夢三
『転生王女と天才令嬢の魔法革命』から読み解く百合アニメと家父長制の共犯関係 王 琼海
エレベーターで行く異界・異世界・異空間 廣田龍平
一九七二年の平田篤胤 あるいはパラレルワールドの政治性 斎藤英喜
「マイナス内包」としての性自認の構成 谷口一平
メタバースと人間の営み 交流のかたちと欲求を越える 蘭茶みすみ
メタ並行世界の政治哲学と現時空の衛星化 
並行共栄圏と第二維新 アキノリ将軍未満

【連載】
[ユートピアの現象学4]第三章 神的暴力と剥き出しの生 笠井潔
川元祥一と文学者たち 第四章 河村義人
[国家権力は、いったい何を取り締まったのか? 15]戦時下市民が夢見た、もしもの日本、ドシドシ天皇 髙井ホアン
[知られざる学園闘争 第10回] 慶応義塾大学
[解説]ウクライナ戦争論争 横山茂彦
[情況喫茶]傍流からの展望 壱 秋吉すみれ×中牟田聖司
歌舞伎町マスジド 喧噪の中の〝純正〟 渡辺嘉鵲

【特集外】
市田良彦『フーコーの〈哲学〉』を徹底読解 前編
「いかがわしさ」のために 絓秀実と八〇年代批評の「転回」 王寺賢太
誌上インタビュー 重信房子『パレスチナ解放闘争史』刊行記念 前編
十・二九「テロ審議会」突撃ルポ! 足立正生、佐藤悟志、中川文人が「テロ」を激論 構成:髙井ホアン
「すべての大学に立て看板を」大学立て看同好会・座談会 構成:小林哲夫、進行:中原勲

【読後感】
重信房子『はたちの時代』(久住純)/中川文人『黒ヘル戦記』(塩野谷恭輔)/菅孝行『ことにおいて後悔せず』(市田良彦)/中森明夫『推す力』(中牟田聖司)

【追悼】 池田大作(島薗進、浅山太一、長井秀和)/アントニオ・ネグリ(廣瀬純、中村勝己)
価格(1,500円)

「情況」2023年秋号

表紙

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模索舎 / amazon

【目次】

【特集】メンタルヘルス
「メンタルヘルス」はいかなる次元で問われるべきか 特集によせて 塩野谷恭輔・音江鈴
ケアと革命――なぜリベラリズムはケア論におびえるのか 栗田英彦
座談会「政治にメンタルヘルスは不要なのか? ケア・「右傾」言説・新左翼」
「討議の前提」と「討議を終えて」 海上宏美
健康の多さを言う とりいめぐみ
哀悼的正義とポスト資本主義的無能性 杉田俊介
わたしと魔女 七草繭子
未来を希望するために――ポストモダン論としての加速主義と思弁的実在論 幸村燕
日本のポストモダンの美学とジャック・ラカンの無関係性 三脇康生
ハイデガーとラカン、ふたたび――書面インタビュー:小笠原晋也
エクソシズム(悪魔祓い)とメンタルヘルス:田中昇神父インタビュー
新しい「サイボーグ=ヒステリー」のマニフェストのために  久保田泰考
メンヘラメタバース 蘭茶みすみ
「ヒステリーの言説」を超えて──ある救援活動の総括 大野左紀子
集団的セラピー効果 長崎浩
インタビュー:現代日本と学生の「死にたい」 儚

【連載】
ユートピアの現象学3 第二章 大衆蜂起と死の欲動 笠井潔
川元祥一と文学者たち 河村義人
国家権力は、いったい何を取り締まったのか? 14 髙井ホアン

この時代に、廣松渉・吉田宏晳『新版仏教と事的世界観』(作品社)をどう読むか 髙橋順一
『新版 仏教と事的世界観』を読む前に情況読者への仏教入門――「佛教のいろは」 吉田宏晢
屠場を行き交う人々の慈悲 渡辺嘉鹊
「インター」は聞こえたか――北大一九六九年
マイナンバーが大学を襲う日 大森開登
ウクライナ戦争に関して 松平直彦

【読後感】
『経済学の冒険』/『『資本論』と現代世界』/『キリスト教学校の「犯罪」』/『街場のはやり歌』/『ジャニーズ帝国60年興亡』/『エヴリンの幻影』
価格(1,500円)

「情況」2023年夏号

表紙

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模索舎 / amazon

【特集】音楽

1968年創刊の変革のための総合誌『情況』が若手編集委員に代替わり!復刊後3号目となる今号は「音楽」を全力で特集する!
"移民者”ラッパー・Moment Joonとアナーカフェミニスト・高島鈴による対談「反-政治としてのプロテスト」、謎の騒音散布集団・騒音の夕べとProtest RaveのDJ・Mars89による思想を超えた異色の対談、元ジャニーズJr.神保治暉が語るジャニーズイズムと日本社会、stillichimiyaのYoung-Gと空族・相澤虎之助に訊くタイの「生きるための歌」、話題のアイドルグループ「学歴の暴力」なつぴなつが語る学歴社会、足立正生によるパレスチナ解放とヒップホップ、曽我部恵一によるエッセイなど! 私たちが社会を変えようとするとき、音楽はいつもそこにあった。「音楽と政治」の歴史的変遷を振り返りつつ、社会運動と音楽の関係や、音楽そのものに内在する政治性に迫る!

【目次】

〈特集によせて〉塩野谷恭輔・中村眞大 「「音楽と政治」を超えて」
〈対談〉 Moment Joon × 高島鈴 「反-政治としてのプロテスト」(構成:彫真悟)
〈寄稿〉 森 元斎 「土と音楽」
〈寄稿〉 韻踏み夫 「ヒップホップの政治的擁護のために」 
〈インタビュー〉 足浮梨ナコ 「大阪地裁同性婚判決に不服申し上げた16歳シンガーソングライターが伝えたかったこと」
〈対談〉 騒音の夕べ×Mars89 「思想を超えて語ろう 路上から聞こえる変革の音」
〈インタビュー〉 人生葬送派 「世界も音楽も嫌いだ 密かに話題の新星バンド「人生葬送派」とは何か」
〈寄稿〉 鈴木孝弥 「革命と音楽の新解釈」
〈インタビュー〉 神保治暉 「元ジャニーズJr.が語るジャニーズイズムと日本社会」
〈寄稿〉 牛嶋徳太朗 「〈通称アイドル学科〉の創設者のヘルタースケルター」
〈インタビュー〉 なつぴなつ(学歴の暴力) 「学歴という諸刃の剣」
〈寄稿〉 王 琼海 「アイドル、ボーカロイド、サイバネティックス テレビアニメ『推しの子』とその音楽について」
〈寄稿〉 蘭茶みすみ 「メタバース音楽と自己表現」
〈寄稿〉 赤名じぷろ 「制服向上委員会」をめぐる断章
〈寄稿〉 前田和男 「かつて「たかゞ歌」に命を賭した若者たちがゐた 一九五〇年代のうたごえ運動から七二年沖繩「返還」運動まで」
〈インタビュー〉 吉岡忍 「一九六九年新宿駅西口フォークゲリラ企画者が語る「公共空間」の条件」
〈寄稿〉 足立正生 「連帯を求め、闘いの歌を唄おう パレスチナ解放とヒップホップ」
〈インタビュー〉 Young-G・相澤虎之助 「明るく楽しく無理しない タイの「サバイな抵抗」と「生きるための歌」」
〈寄稿〉 二木 信 「「音楽と政治」についての四つの断章」
〈寄稿〉 近藤康太郎 「サウンドデモ論 表現と祝祭の取材記」
〈寄稿〉 曽我部恵一 「個人の宇宙で歌おう!」
〈自著紹介〉 宮入恭平 「「音楽に政治を持ち込むな」という政治性」(『音楽と政治: ポスト3・11クロニクル』人文書院)
〈特別企画〉 「 「情況」的注目 全世代に聞く! 心燃える戦いの音楽80選」

〈特集外寄稿〉 アヒカハアキノリ 「ネオ幕府・革命的加害性・文化的応酬 或いは令和維新の謀略」
〈特集外寄稿〉 長崎 浩 「同時代者、三島由紀夫 平野啓一郎『三島由紀夫論』によせて」
〈特集外寄稿〉 木本将太郎 「沖縄と出会い直すために」
〈読者寄稿〉 坪井 隆 「今だからこそアジア主義を考える」
〈解説〉 横山茂彦 「ウクライナ戦争論争」
〈特集外寄稿〉 知られざる学園闘争 第八回 都立上野高校闘争

〈連載〉 髙井ホアン 国家権力は、いったい何を取り締まったのか13
〈連載〉 河村義人 川元祥一と文学者たち
〈読後感〉 『人生は片々たる歌の場所』/『今昔物語集 因果モデルで読む日本中世の心性』/『三島由紀夫論』/『三島由紀夫が復活する』/『マンガ 会社はこれからどうなるのか』
〈追悼 坂本龍一〉 楠本夏花 「神宮外苑が繋げてくれた坂本龍一さんのこと」

価格(1,500円)

「情況」2023年春号

表紙

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【目次】

【特集】動物 お肉か癒しか同胞か
動物という死角 特集によせて 塩野谷恭輔・中村眞大
マルクス主義と動物倫理 田上孝一
インタビュー 新藤かな 保守派政治家として動物愛護問題に取り組む
インタビュー 今井レイラ 世界最大の動物擁護団体が語る日本のアニマルライツ運動の現在
川元祥一をめぐる文学者たち 河村義人
私の動物園・水族館批判 本田公夫
わたしが動物園について知っている二、三の事柄 森由民
インターセクショナリティと動物倫理 檜垣立哉
インタビュー 立川平林 立川談志の直弟子が語る、落語とアニマルライツの親和性
エスペラント・ビーガン・カフェの現場から 斎藤義典
一九八〇年代日本のエコロジーと動物実験全廃運動——太田竜を軸とした試論的考察 栗田英彦
火刑にされてしまった「グレタ」——独ラディカル環境運動の現状と分析:リュツェラート事件、「最後の世代」を中心に 浜野喬士
近年の九尾の狐ブームとその政治的背景について 野沢文哉
「新しい男らしさ」に移行する苦痛を共感的に描くということ——板垣巴留『BEASTERS』論 藤田直哉
ルポ昆虫食 「昆虫食童帝卒業BAR」レポート 白坂リサ
教えて!昆虫食のギモン〜脚の数だけ聞いてみた〜 内山昭一
【連載】
国家権力は一体何を取り締まったのか12 戦争と動物 引き裂かれた馬と農民 髙井ホアン
だれかの共和国〈中編〉 カフカ的主体のユートピアにむけて 池田雄一
ユートピアの現象学2 第一章 革命解釈と革命現象 笠井潔

楽しいものだったはずの革命 重信房子 × 山本直樹
元赤軍派の私がガーシーを擁護する理由 大谷行雄
大学という場所の現在 大月隆寛
強制執行に抗して 二・一五 三里塚闘争戦記 中原勲
三月沖縄渡航報告 田中駿介・新崎あす香
メタバースの先へ テクノロジーリベラリズムの創造 蘭茶みすみ
第一回ミスミスト大会メタメタライブ参加ルポ 髙井ホアン
[解説]ウクライナ戦争論争 横山茂彦

【読後感】
『抵抗する動物たち』/『月光』/『反戦の書を読む』
【追悼】
大川隆法/鈴木邦男/ピオ・デミリア/ぺぺ長谷川

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「情況」2023年冬号

表紙

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【目次】

【特集】宗教 聖なるものとテロルの時代
塩野谷恭輔「憑依する暴力 ——特集によせて」
仲正昌樹「旧統一教会——政治と宗教をめぐる断章」
望月遥加「“宗教二世問題”の死角——当事者の視点から」
平田うらら「大学生の私が宗教二世をテーマにした映画を撮るまで」
島薗進「統一教会と現代日本の政教関係——公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派」
久保田泰考「統一教会la sect Moonは享楽する身体の社会化に関して、呪術的であり宗教ではない」
友常勉「植民地主義的思考、階級闘争、神的暴力——オウム真理教とAleph(アレフ)について」
インタビュー 長井秀和
「池田大作が来るとどんな問題児も真面目に掃除する 創価学会を脱会した長井秀和が語る“間違いない”実態と壮絶人生の真実」
インタビュー 黒川あつひこ
「なぜ日曜討論で歌ったのか?なぜ統一教会問題を「予言」できたのか?政治と宗教はどう向き合うべきか?」
栗田英彦「一九六八年闘争と統一教会——ポストコロニアリズムから「ゼロ」としての〈日本〉へ」
安藤歴「オキュパイ運動以後の「党」の再評価について——ジョディ・ディーンの議論を中心に」
マニュエル・ヤン「暗殺者の憂鬱と詭弁家の死語」
〈連載〉
髙井ホアン 国家権力は、いったい何を取り締まったのか?11
笠井潔「ユートピアの現象学 1 序章 革命そのものへ」
藤田直哉 × 杉田俊介 対談「ポリティカル・フィクション」批評
池田雄一 「だれかの共和国 カフカ的主体のユートピアにむけて」

蘭茶みすみ「メタバースから見た中国」
横山茂彦「ウクライナ戦争論争」
渋谷要「ウクライナ戦争論戦 ウクライナ徹底抗戦支持」
知られざる学園闘争中間総括 全共闘「個人史記録プロジェクト」について
『復讐としてのウクライナ戦争』
旧早大政治思想研究会有志「川口大三郎君は早稲田に殺された」

価格(1,500円)

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